当院では、白いワイヤーを白いキャップでブラケットに固定するT21システムを選択できます(左上)
従来の金属色のワイヤーと比べて目立ちにくいのが良くわかります(右上)
従来の矯正では、細いワイヤーでブラケットにワイヤーを固定していました。
固定しているワイヤーが頬に当たり、口内炎が発生する場合も多く認められました(右上)
T21システムでは、白いキャップをブラケットにはめて、ワイヤーを固定します。
キャップは滑らかなので、口内炎が発生する可能性が少なくなりました。(左上・中)
矯正治療で歯を動かすためには、まず歯にブラケットという小さな装置を接着剤で取り付けます。従来の矯正治療では、弾力のあるワイヤーを、ゴム(右図上)や細いワイヤ(右図下)などでブラケットに固定し変形したワイヤーが元に戻ろうとする力で、歯を動かしています。
しかし、ワイヤを細いワイヤーでブラケットに縛りつけることが
①ワイヤーとブラケットの間に摩擦が生じ歯の動きをさまたげる。
②ワイヤーをブラケットに結び付けている細いワイヤーが頬粘膜にあたり
痛みが生じやすい。
などの問題を引き起こします。
従来の方法では、ブラケットのワイヤーとワイヤーをブラケットに結びつけている細い結さつ線との間に生じる摩擦に抵抗するため、余計に荷重していました(上図左)。
当院で使用している最新のブラケットT21(上図中)では、プラスティックのキャップを用いてワイヤーをブラケットに固定します。
そのため、摩擦を数百分の一に軽減することができ、従来の方法(左図上)と比較してより弱い力で歯を動かすことができ、より体にやさしく、早く治療が終了できるようになりました(上図右)。
当院で行うホワイト矯正では、装置が従来のものと比較して、目立ちにくく、しかもワイヤーとブラケットの摩擦が少ないので、歯に弱い適切な力が作用し、その結果、効率よく歯が移動し短期間での治療が 可能となります。