①機能性や審美性を重視するため公的健康保険対象外の自費診療となります。
②正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
③症状によっては、マウスピース型矯正装置で治療できないことがあります。
④装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
⑤治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
➅食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が歯槽骨の中に押し込まれ咬まなくなることがあります。
⑦治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
⑧お口の状態によっては、マウスピース型矯正装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
⑨治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
⑩機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
●当院でご提供している「マウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名 インビザライン 完成物薬機法対象外)」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されてい ない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
●入手経路等 :
アライン・テクノロジー社(日本法人:インビザライン・ジャパン合同会社)より入手しています。
●諸外国における安全性等にかかわる情報 : 1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
●医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済対象外:
国内で承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器(生物由来等製品である場合に限る)・再生医療等製品による副作用やウイルス等による感染被害で、万が一健康被害があったとき、「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」などの公的な救済制度が適用されますが、未承認医薬品・医療機器・再生医療等製品の使用は救済の対象にはなりません。
●日本では、完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
うすい透明なマウスピース型の矯正装置(アライナー)を用いる矯正治療法『インビザライン』では、段階的に歯を移動させた状態のアライナーを装着することにより、歯を移動します。
歯に従来のブラケットをつけませんので快適な矯正治療が可能となりました。究極の矯正装置ということができます。
(下記動画を参照してください。)
1.痛みがほとんど無い
ブラケットやワイヤーを使用しないため装置が粘膜や舌にあたる痛みはなく口内炎を生じることもほとんどありません。従来型のワイヤーを用いた矯正治療と違い、移動中の歯に特に強い痛みを感じることがありません。新しいアライナーに交換した直後はしめつけられるような感覚(痛みと違和感の間くらいの感覚)がありますが、3日くらいで消失します。
2.取り外しができて衛生的
アライナーは取り外し可能なので、歯磨きやフロスも普段どおり行えます。従来型の矯正装置のように装置と歯面の間にプラークが沈着することがないので矯正中は歯や歯周組織を健康に保てます。また、アライナーは歯ブラシで簡単に洗浄ができ、いつも綺麗に保つことができます。
3.食べたい物がたべられる
食事の時は装置を外すことが可能なので、従来の矯正装置のような食事のたびに食べ物が装置にからみつくわずらわしさがありません。食事制限がないため、矯正をはじめる前と同じような食生活が可能です。
4.金属による悩みも解消
インビザラインはプラスティック製のため、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。重篤な金属アレルギーの方でも安心して矯正治療が可能です。
5.透明で目立たなく、しゃべりやすい
アライナーは薄くて透明なので、歯につけていても目立たないのが大きな特長です。従来の矯正装置のような厚みや凹凸がなく、薄く滑らかなのでしゃべりづらさや発音障害がありません。接客業務などの仕事をされている方にも気軽に矯正を始めることができます
6.治療を始める前に歯の移動経路を設定する
iteroを使用して作成した、3次元バーチャルモデルを使用し、実際に治療を始める前に、治療計画(クリンチェック)を立案します。
●IPR(Inter Proximal Reduction隣接面削除)
必要に応じて、歯と歯の間のエナメル質を必要最小限量、正確に切削する場合が在ります。
●アタッチメント
歯を確実に移動する目的で必要な歯の表面に歯と同じ色のレジン製の突起を光重合で設置いたします。